マレーシアロングステイの極意とはMM2Hビザを取得すれば最適な国

MM2Hビザを所得すれば、10年間の長期滞在が可能で、希望すれば更新もビザも可能です。航空券も安い時期なら3万円台で渡航が可能。MM2Hビザを取得してマレーシアロングステイでの最適な生活法をご紹介しています。
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毎日食べても飽きさせない楽しい食事

毎週水曜日夜10時からフジテレビで放送中の「モシモノふたり」。人気者バナナマンとイケメン俳優・小泉孝太郎が司会を務めるちょっと変わったバラエティ番組です。

なにが変わっているのかというと、タレントやスポーツ選手、お笑い芸人など普段はまったくつながりのなさそうな未婚の男女がひとつ屋根の下で「お試し同居」をする、というその内容。

マレーシアロングステイはどうなのか?

2016年4月に放送開始以来、水曜夜10時からという時間帯にも関わらず、視聴率7%前後を稼いでいる隠れた人気番組です。10月5日の放送は21:00~23:24と2時間半の超拡大版が放送され、その人気ぶりを知らしめました。

このスペシャル放送では、いつもと違う豪華なゲストによる特別コーナーもありましたが、本編は元バレーボール選手の大林素子さんとオネエタレントのクリス松村さんによる、マレーシア1か月お試し生活!興味津津で視聴された方も多かったことでしょう。それでは、番組の内容を振り返りながら、実際のマレーシアロングステイはどうなのか?確かめてみたいと思います。

高齢者に最適

現在50~60歳以上の日本人ならば、一度はあこがれたことのある海外生活。戦後の貧困から復興し、高度経済成長を成し遂げた戦前世代を親に持つ戦後派は、プール付きの豪邸、運転手つきの自家用車、広いリビング、そして家事はメイドまかせ…スクリーンやテレビの中のアメリカンホームドラマに夢中になったことがきっとあるはず。

年金世帯収入月額27万円で生活が可能

そんなあこがれの海外生活が月々わずか25万円で手に入る!?そんなうそみたいな暮らしを実現できる国は、番組で紹介されたマレーシアをおいてほかにはありません。放送では日本の年金世帯収入を月額27万円として、ロングステイの1か月予算を25万円以内としています。

25万円で本当にぜいたくな暮らしができるのだろうか?とても興味をそそられますが、その前に、25万円でマレーシアで生活をすると仮定して、それ以外にお金は必要ないのでしょうか?

実は、渡航費や日本の住居の維持費など、ほかにもいろいろとお金はかかります。現地での生活費以外に必要な経費も予算に入れておかないと、海外ロングステイは実現できませんので、その点は要注意です。

経費は5項目

番組ではお金のかかる要件として、住居費、食費、交通費、レジャー費、医療費の5項目を挙げていました。まず最初に、住居費は1か月の賃料を10万円以下と定め、物件の下見にでかけたふたり。日系不動産屋さんの日本人スタッフの運転で下見に向かう途中、車中で大林さんが「英語があまりしゃべれない」と心配そうに告げます。

英語が話せれば十分

すると日本人スタッフは「Hello、Thank you、How muchが言えれば大丈夫」と、いいますが、番組ではさらりとギャグで流されてしまいました。本当のところは、片言でもよいので少しは英語が話せたほうがベターです。

マレーシアの公用語はマレー語(マレーシア語)ですが、かつては英国領であり1967年までは英語が公用語で現在も準公用語となっていますので、英語が話せれば日常生活に支障はありません。

とはいえ、戦時下には日本の軍政下にあったので、当時を知る高齢者は日本語を話せる人も多く、また、国民の大半が日本好きという親日国のため、不動産屋さんの話しもまんざら嘘でない面もあります。

高級ホテルのペントハウスを見てみよう

ふたりがまず最初にやってきたのは日本でいうならば新宿に相当する場所にそびえ立つ超高層&超高級コンドミニアム「セント・メリー・レジデンス」。大林さんとクリスさんはこちらの最上階、27階に案内されました。部屋のドアを開けてふたりはびっくり!そこはまるでハリウッド映画「プリティ・ウーマン」に出てくるような、高級ホテルのペントハウス。

玄関に続くリビングは約30帖の広さ、部屋は3フロアあるメゾネットタイプで、上階のテラスにはプライベートプールが!下階には13帖のメインベッドルームにダブルクローゼット、そして高級ホテルと見まがう豪華なバスルームが備わっています。キッチンにはIH調理器や冷蔵庫、電子レンジなどがフル装備、占有面積は422㎡の3LDKで、気になる賃料は…なんと、37万5千円!ちなみに、こちらを購入するとなると日本円でおよそ2億円となります。
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saint mary residens2出典:グローバルプロパティ

セキュリティが万全で37万円

こちらのコンドミニアム、一部はホテルとして営業しており、ジムやプール、レストランなどが完備されています。出入り口には24時間ガードマンが配置され、セキュリティも万全。それを思えば37万円でも安い気がしますが、今回はあくまでも25万円以内での生活シミュレーション、ふたりは泣く泣く次の物件へ。

次の物件はクアラルンプールから車で約30分、プトラジャヤにある築7年のコンドミニアム「IOIプテリ・パルマ」。首相官邸やモスク、大学やインターナショナルスクールなどを有する新規開発地区「IOIリゾートシティ」に立地するリゾートレジデンスで、国内最大級の超巨大ショッピングモール「IOIシティモール」やゴルフ場も隣接しています。
ioi-resort-city出典:コスモスプラン

IOIシティモール
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なんとスケートリンクも!

ioi-skate-link出典:JOJO SAYS

IOIプテリ・パルマは地上15階、全410戸の大規模コンドミニアムで、およそ20世帯の日本人が住んでいます。さて、気になる間取りはどうでしょうか?日当たりのよいリビングは約20帖の広さ、窓からは隣接するゴルフコースの緑の芝が目にまぶしいナイスビューです。メインベッドルーム11帖のほかに9帖のサブベッドルームがあり、さらに9帖のゲストルームもあります。

施設にはプールやジム、サウナ、スカッシュコート、テニスコートのほか、バーベキューの楽しめるBBQエリアまで、至れり尽くせりのリゾートレジデンスです。今回の物件は124㎡、3LDKで賃料はなんとびっくり価格の8万5千円!目を丸くするふたり、スタジオからも「おおー」という驚きの声が。

ブキジャリル地区のZレジデンス

こちらに即決かと思われましたが、はやる心を落ち着けて3件目の下見へと向かいます。次の物件はクアラルンプール中心部から車で20分ほどのブキジャリル地区にあるZレジデンス。

まだ築2年の真新しい12階建てのコンドミニアムで、24時間安心のセキュリティ、プールは大人用と子供用のふたつにジャグジー、ジム、サウナ、テニスコート、スカッシュコート、プレイグラウンドにバーベキューエリア、と新しいだけあってまさにフル装備。レジャー施設以外にもカフェテリアにコンビニ、クリーニング屋さんまであるんです。

内見をした1階のお部屋はといえば、天井が高く明るい20帖のリビングからテラスに出ると、目の前には流れるプールのような水路が。明るい日射しのもと、水の音を聞きながらゆったりと過ごすことができます。寝室は3室あり、メインベッドルームは11帖のシックなつくり、サブベッドルームは明るい8帖、そして6帖の子供部屋には子どもが喜ぶロフトベッドが用意されています。

温暖な東南アジアの国ではシャワーだけ

番組でも紹介されていましたが、こちらのバスルームにはバスタブがありません。マレーシアなど気候が温暖な東南アジアの国ではシャワーだけですませるのが一般的です。もっと安い地元の人向けの物件では、お湯が出ない水だけのシャワーも珍しくありません。

賃料は、なんと7万5千円!

こちらのキッチンは洗い物専用のドライキッチンと料理をするためのウエットキッチンに分かれていますが、そもそもマレーシアでは屋台料理が安くあまり料理をしないので、家によってはコンロなどの調理器具がない場合もあったりしますよ。さて、気になる賃料は?なんと2件目のIOIプテリ・パルマより1万円お安い7万5千円!

Zレジデンスはオーナーが日本人なので、築2年目にしてすでに日本人が約30世帯入居しています。番組で紹介していた部屋はソファやダイニングテーブルなど家具付きのファーニッシュド・アパートメントタイプですが、家具付きでないセミ・ファーニッシュタイプ(ベッド、冷蔵庫、洗濯機、コンロはあり)なら130㎡で約6万円とさらに割安。ほんとにびっくりですね。

マレーシアライフのスタートをしてみよう

結局お二人はZレジデンスに決定、これでようやくマレーシアお試しライフのスタートです。ちなみにZレジデンスの建つブキジャリルにはLRTという都市型軽鉄道が運行されており、Zレジデンスはムヒバ(Muhibbah)という駅から徒歩5分の駅近物件なのです。また、すぐ近くにはブキジャリル・シティという超巨大複合施設が開業予定で、これからますます発展する地区の中心地となることは間違いありません。
muhibbah-stationクアラルンプール周辺路線図

ブキジャリルシティ・パビリオン

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bukitjalilcity2出典:ブキジャリル・シティ オフィシャル

スーパーの日常品は破格の安さ

さて、次のチェックポイントは食費。1か月5万円以内に収めるべくふたりが向かったスーパーは、なんとイオン!店内は広く清潔で日本のイオンとなんら変わるところがありません。売り場で品定めを始めるふたり、気になるそのお値段は…。キャベツ4分の1カット約20円、米10㎏が600円と、日本とは比べ物にならない破格の安さ。

実はマレーシア、ASEAN諸国の中ではGDPに占める農業生産の割合がひときわ低いんです。農村人口も少なく、野菜の自給率は66%、コメの自給率は70%程度。それなのにスーパーで買う食材の安さ、日本とは比べ物になりません。ただし、イスラム教国であるマレーシアではイスラム教徒の飲酒が禁じられており、お酒を飲めるのは非イスラム教徒のみ。

酒は高い

そのせいで酒税が高く、お酒の値段はびっくりするほど高いんです。番組で紹介していたのはパック入りの焼酎で、日本の販売価格が約1300円なのにマレーシアではなんと6750円!

酒税はアルコール度数に比例して高くなるのですが、比較的アルコール度数の低いビールでも1缶200円以上しています。日本よりも若干高めでしょうか。でも、スーパーなどで24缶の箱買いすれば1缶当たり150円くらいで買えますよ。

しかし、空港の免税店で買えば無税

また、入国の際の酒類持ち込みは1リットルまで無税なので、空港の免税店で買っておくのも忘れずに。免税店ではいろいろなお酒が1リットル入りのボトルで販売されています。

番組では、翌日ふたりは町の市場に向かい、食材がスーパーよりも安いことを確認しますが、実際にふたりでロングステイをするならば、自炊よりも屋台の食事が断然おすすめ。KLセントラルからモノレールですぐのブキビンタン(Bukit Bintang)駅から徒歩で約5分、ここ「ジャランアロー」はクアラルンプール随一の屋台街です。
bukit-bintang1出典:マレーシアマガジン
bukit-bintang2出典:マレーシア・クアラルンプール・現地情報ブログ

安くて旨い食事は日本人に合う

安くてうまい屋台のウリは多国籍国家ならではの種類の豊富さ。マレー料理はもちろん、中華料理、インド料理、タイ料理などからお好みの料理をどうぞ。料理自体も、串焼き、煮込み、鍋、炒め物と、何を食べようか迷ってしまいます。ヤドカリの家みたいな巻貝のガーリック炒めや、カエルの串焼き、見たことのない焼き魚など、アジアンローカルフードには特にそそられます。料理はだいたい200~300円くらい、毎日来ても飽きさせない楽しい場所です。

MM2Hビザを取得すると重宝可能

さて、次のチェックポイントは交通費?それともレジャー費?どうやらふたりは地元でロングステイをする日本人に会いに行くようです。その方たちは、ふたりと同じZレジデンスに住むロングステイ歴2年弱のご夫婦。ふたりをゴルフに誘ったようですが、自家用車を所有しているということなのでMM2Hビザを取得している方のようです。

マレーシアは金利が高い銀行口座も開設可能

MM2Hとはマレーシア・マイ・セカンド・ホームの略で、外国人に発給される長期滞在ビザのこと。このビザの持ち主は10年間の長期滞在が可能で、希望すれば更新も可能です。MM2Hを取得すると、番組のご夫婦のように車を1台、日本から無税で持ち込むことができます。また、マレーシアに住宅を購入したり、銀行口座を開設したりすることができます。マレーシアは金利が高く、定期預金ならば3~4%の利息が期待できますから、資産運用の面で日本とは比べ物になりません。

パームヤシのプラントに投資もできます

また、マレーシアでは石油や天然ガスなどと並んでパームヤシの輸出が盛んで、パームヤシのプランテーションは主要産業となっています。MM2Hを取得すると、このパームヤシのプラントに投資できます。しかも、MM2Hを取得してもマレーシアへの滞在義務はなく、日本とマレーシアを自由に行ったり来たりできるのもうれしいところです。

ガソリンは1リットル50~60円

ちょっと脱線しましたが、話を交通費に戻しましょう。マレーシアはタイなど他のASEAN諸国と比較して渋滞が少なく、左側通行や標識が日本と似ているため、日本人でも車の運転がしやすい国です。しかも、コンドミニアムの駐車場は無料、石油輸出国なのでガソリンも1リットル50~60円と格安です。

市内を無料で循環するバスも利用できる

また年間約2600万人が訪れる観光大国マレーシアならではの、クアラルンプール市内を無料で循環するバスも利用できます。セントラルマーケットを出発してKLタワーの下を経由、ロングステイヤー御用達のWisma Coswayのあるパビリオン、屋台街のあるブキビンタン、中華街にほど近い老舗のショッピングセンターKOTA RAYAを循環するのが、パープルライン。

このGO KL(ゴーケーエル)バスには別ルートのグリーンラインもありますが、どちらも無料で、朝6時から深夜11時まで15分間隔で運行しています。こんな便利な無料交通機関のあるところが、日本とはひと味違う観光大国マレーシアの観光客に対するホスピタリティの表れでしょう。

マレーシアの病院は高度な医療技術を誇っている

次にクリス松村さん、大林素子さんのおふたりがチェックするのは、海外に暮らすとき誰もが一番心配になる「病院」です。番組では時間の関係からか、かんたんな説明しかありませんでしたが、マレーシアの病院は日本と比較しても引けを取らないくらい高度な医療技術を誇ります。

マレーシアで日本の119番に相当するのは「999番」ですが、この番号で呼ぶことのできる救急車はすべて国公立専門の病院専属です。従って、患者もすべて国公立病院に搬送されるのですが、残念ながら国公立病院には日本語対応できるスタッフはおらず、さらに現地人の救急患者でごった返しています。

在マレーシア大使館のホームページにすべて掲載している

ですので、日本人は日本語対応のできる病院に搬送してもらえるよう、民間の救急車を利用するのがベストです。在マレーシア大使館のホームページにはクアラルンプールの民間救急車専門会社の連絡先が掲載されています。また、クアラルンプールには日本語対応可能、あるいは日本人専門の近代的な病院がいくつもありますので、もしもの時には安心して診察を受けることができます。

hospital1大使館のホームページには、日本人がよく利用する日本語対応可能な病院についても情報が掲載されていますので、クアラルンプールに滞在する際は事前にチェックしておくとよいでしょう。

hospital2出典:在クアラルンプール日本大使館 

さてさて。番組の終盤、クリスさん、大林さんがマレーシアでのロングステイ「アリか?ナシか?」に対して下した結論はいかに?

MM2Hビザを取得すればロングステイを楽しむには最適な国

2020年に先進国入りを目指して開発や整備が進むマレーシア。アジア有数の天然資源国でありながら、さらに工業国としての発展を目指し、観光大国としても経済的に優れています。気候は一年を通して温暖で、物価が安く、なによりも国民の85%が「日本好き」という親日国家。さらに日本では避けられない地震や台風などの自然災害がほとんどないのもマレーシアの魅力のひとつです。

まとめ

MM2Hビザを取得して日本との間を自由に行き来しながらロングステイを楽しむには最適な国といえるでしょう。MM2Hがなくとも日本人なら90日間滞在が可能です。航空券も安い時期なら3万円台で渡航が可能。クリスさん、大林さんのように、リタイア後の快適で安心な暮らしを、まずはお試し体験してみませんか?

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