マレーシアロングステイ・長期滞在する前に準備すべき旅支度の全手順

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

ロングステイの魅力は、行きたい国や都市を探して、見たい事、体験したい事、食べたいもの等、自分に合った事を好きなだけ時間を掛けて実現する。

しかも滞在費に余りお金を掛ける事も無く、長期間、思う存分に異国生活を満喫する。

こんな自由で素晴しい体験が出来るのです。

この記事では、良い旅を過ごせるようにマレーシアに旅立つ前の旅支度を、順を追ってご紹介します。ぜひともご参考にしてください。

マレーシアロングステイのための情報収集と渡航準備

マレーシアの現地情報の集め方

最近はマレーシアの日本語ガイドブックも、国別から都市別へと進み、各地の詳細な案内記述が満載されています。おおむねシリーズで出版されている出版社のものを選ぶと問題ありません。

ガイドブックを買い込む

おススメは、JTBパブリッシング社版「るるぶワールドガイド」とダイヤモンドビッグ社版「地球の歩き方」の最新版2冊。

大まかな類別をすると、前者は大人向けでややリッチな人に、後者は若者向けで安くあげたい人に、とも色分け出来ますが、どちらもマレーシアに持参して実用価値が高いガイドブックです。

マレーシアガイドブック。

出典:マレーシアの情報ならGoMalaysia

マレーシア、ブルネイのガイドブック。

出典:Amazon

なお、最近、1都市限定のガイドブックもかなり発行されております。滞在予定先の都市ガイドブックがあれば、前記の補完になるので持参すると良いでしょう。

単独都市ガイドでは、詳細な市街地図と飲食店等各種お店情報が多い本を選ぶと、「街歩き」のお供として重宝です。

また、ロングステイ専門のガイドブックも出回り始めました。

ロングステイ専門書を買う場合は、実際その国でロングステイした経験者が書いているかどうかも確かめて下さい。

この手の専門書は、概して編集されたものより、単独の著者による本の方が、かゆい所に手が届いており、実用価値の高い情報が集められていると思います。

紀行文・体験談中心のものは、読むには面白くても、実用価値はそれ程高くありません。

旅行会社に通う

最近のマレーシアロングステイ人気の高まりから、旅行会社でもこの分野の旅行手配を扱い始めています。

しかし、まだまだ肝心な点では現地情報不足で、実用性が低い会社もありますので、注意が必要です。

初回の旅行会社訪問で、自分より知識や最新情報が少ないと感じたら、その店は止める事です。一時期マレーシアにロングステイ専門の支店を開設した会社もありましたが、現在は閉鎖されています。

幾つかの旅行会社をハシゴして、使い勝手の良さそうな会社に通う事も賢明な策です。

小さな旅行会社でマレーシアロングステイを主力に営業している会社も増えてきましたが、これらは特定の国や都市に強いのが特徴で、広範囲な国の事情や情報には疎いケースもあります。

手配を依頼する旅行会社を決める大事なポイントは、マレーシアでの滞在希望都市の宿泊施設の情報が豊富かどうかです。

お客の細かな希望を十分聞いた上で、その条件に合致した宿泊施設を幾つも提示出来るか、こが最も大事だと思います。具体的な設備やロケーション、周辺の交通機関等の質問にあいまいな説明しか出来ないような会社は避ける事です。

一般財団法人 ロングステイ財団の会員情報誌を読む

ロングステイ財団の会員になると、その季刊誌「LONGSTAY」が年4回自宅に届きます。現地情報が豊富で、参考になる記事が毎号満載されています。

財団法人「ロングステイ財団」会員だけのメリット

「ロングステイ」という造語を定義しているのが、財団法人ロングステイ財団です。

 一般財団法人 ロングステイ財団。

参考:一般財団法人 ロングステイ財団

元々は1986年に当時の通産省が旗振りした国家プロジェクトが、そのスタートでした。

「ツアー型団体旅行」が主流であった当時の海外旅行形態とは対極にある、この「滞在型海外旅行」の提唱は、時代を先取りした斬新な発想だったのです。

後に1992年、「財団法人ロングステイ財団」が設立されました。この財団では、海外滞在型余暇の各種調査・渡航者援助・啓蒙活動等が行われています。

この財団が定義している「ロングステイ」とは、

  1. 帰国を前提にした2週間以上の長期滞在型余暇であること
  2. 余暇を目的とすること
  3. 生活資金の源泉は日本にあること

等と規定しております。

この財団は、常時、個人会員を募っており、会員になるとロングステイに必要な現地情報や各種支援が得られるほか、季刊誌「LONGSTAY」が年4回自宅に送られて来ます。

季刊誌LONGSTAY。

ホームペーージもとても充実していますので、パソコンがあれば、一度覗いてみる事をおススメします。現地下見旅行の案内も多く、これからロングステイを計画する人には、強力な援軍になるでしょう。

この季刊誌には「LS INFORMATION」という中綴じ記事がありますが、その中には賛助会員(旅行会社や現地NPO組織等)のリストや、各国・各都市別の体験プログラムが詳細に掲載されており、目下のところ、マレーシアロングステイの全般的な最新情報を取るには最も優れた媒体と思われます。

なおこの中綴じにはロングステイに関する各種セミナーが集約して掲載されており、これらのセミナーに参加して、より具体的なマレーシアの最新情報を収集するには実に有効です。

さらに大手旅行会社の現地下見旅行のパンフレットも多数同封されていますので、選択肢が広がるのも嬉しい「おまけ」です。

マレーシアの在日政府観光局と連絡を取る

滞在先(マレーシア)の日安が付いたら、その国の在日政府観光局に電話やイングーネットでコンタクトすると良いでしょう。

日本人に人気の国は、ほとんど東京に事務所を構えて自国の売り込みに積極的に取り組んでいます。日本語のパンフレットも豊富に揃っていますし、日本語のホームページも充実してきました。

英字の地図や目的別各種パンフレット等、とても利用価値の高い現地資料が入手出来ます。切手を添えて依頼すると資料を郵送してくれるところもあります。

近年では国の機関のみならず、観光客誘致に熱心な各国の州政府や市政府も、単独で東京事務所を構えるところも出始めました。先ずは、丹念にインターネットで探してみて下さい。

マレーシアの現地情報をインターネットで直接取る

さらに詳しく現地情報を取るには、今日ではインターネットを使えば、簡単にマレーシアの観光関係機関を検索することが可能になりました。

英語の案内が中心ですが、Google等の翻訳機能を利用すれば直ちに日本語に翻訳転換してくれます。

もう一つ、マレーシアに日本の旅行会社の支店があれば、多くの現地支店で日本語のホームページを立ち上げています。

最近は多くの現地支店で、現地駐在員・家族等邦人向けの旅行販売にも力を入れている会社も多く、探していくと結構実用向きの情報が多く掲載されています。

何度か現地を往復して慣れてくると、インターネットで現地の詳!賃貸情報」を検索する事も楽しみになってきます。

物件ごとに施設の地図や写真、間取り、価格などが詳細に紹介されているので、借りる上での目安として活用出来ます。勿論そのまま「予約」のページに進む事も可能ですが、これは余程マレーシアに慣れた人以外には、おススメ出来ません。

マレーシアに滞在先が決定したら予約開始時期

いよいよマレーシアに決定です。

これまでの事前の検討から、何処でロングステイするか、ほぼ決めている事でしょう。自分にあった滞在先選択の条件を作り、諸要素を充分検討の上、ロングステイ先の都市・地域を決めて下さい。

ロングステイ先の選択基準は、

  • 治安の良さ
  • 物価の良さ
  • 親日的
  • 英語が通じやすい
  • 国として好感度が高い

マレーシアは、この項目すべてに当てはまります。ロングステイ先にマレーシアを選んだ人も、これらが決め手になったのではないでしょう。

出来ればマレーシアに出発予定の6ケ月以前には滞在先を決めて、必要な事項の予約開始を始める事が大事です。予約開始は早ければ、早いに越した事はありません。

一般的には、個人の国際航空券の予約受付は6ヶ月前から始まりますし、人気のマレーシアでは1年前から次年度の予約を受付ける宿泊地成もあります。次年度の料金タリフが未定でも仮予約を受けてくれます。

希望する都市「マレーシア」で、一番良い条件で予約をしたい場合、できる限り半年前にはメインとなる滞在先のコンドミニアム等の予約と利用する航空会社の決定をして、往復航空便の予約を開始する事が大切です。

予約が遅くなると、希望通りの日程で、宿泊施設や航空便が予約出来ずに、当初希望のスケジュールを変更せざるをえない事態も発生します。

この様に、第1のアクションとしては、宿泊先の予約をして、そこでの滞在期間(チェックインする目とチェックアウトする日)を確定する事です。次に航空便の順で予約を進めていくと良いでしょう。

マレーシアの滞在期間に合わせて、希望通りの日程で航空便が予約出来れば、それに越したことは無いのですが、航空会社の運行スケジユールや希望便の満席等、上手い具合に希望の日程で予約出来ない場合も時々起こります。

その場合は、航空便の予約を数日前にずらしてください。無理してマレーシアでの滞在先の予約と合わせようとしなくても構いません。

仮にマレーシアの滞在先施設の予約の1日、2日前にしか現地到着便が取れなくても、その間は、その都市のホテルに宿泊するようにします。

事前にその都市の概略の把握も出来ますし、滞在予定のコンドミニアム等の下見をしたり、不足している備品の購入先(近くのスーパー・コンビニエンスストア等)を偵察したりしておく事が出来るメリットもあります。

マレーシアロングステイの必要な手配事項と予約

滞在先(ホテル・コンドミニアム・アパートメント)を決める

マレーシアロングステイを始めるにあたって、最大の関心事は、「快適な宿泊施設を安価に探し出す」ことに尽きます。長期滞在者用の宿泊施設(マレーシアではコンドミニアム)は、主要国では、例外無く良く整備されております。

マレーシアに1ヶ月以上、同じ施設に滞在する場合の留意点は、次の2条件です。

  • ベッドルームとリビングが分離されている。
  • 冷蔵庫付きのキッチンがある。

マレーシアのコンドミニアム。

短期滞在と違って「生活する」という視点が必要になってきます。通常の滞在では、気にならないベッドのある部屋で生活するのは、何となく落ち着きが悪いもの。

また冷蔵庫は、通常のホテル並の小型の物しか無いと不自由します。せめて冷凍庫付きの大きさでないと買物のストックが効かず、使い勝手がとても悪いので、この2条件は事前に必ずチェックしましょう。

いずれのマレーシアの宿泊施設も、通常は最低「1ヶ月単位」の賃貸で、その料金も長期になる程、割引率が大きくなります。また十分注意したいのは、ピークシーズンとオフシーズンの価格差で、値段の格差が倍になるという施設もあります。

なお、中には、1週間単位で賃借出来る場合もありますが、割引率はごくわずかです。

賃料の目安としては、国情や施設のレベルにより大きな差異がありますが、おおむね円換算で月10万円を軸に検討を始めると良いでしよう。

最近の一般的な動向としては、いずこの国も地価上昇に伴い値上がり傾向が強く、遠からず実勢価格は月15万円が軸になると思われます。

これらの具体的な情報入手は、個人では限界がありますので、最初のマレーシアロングステイでは、日本の旅行会社に手配を依頼するのが無難です。

但し、会社によっては現地のロングステイ情報を的確に把握していなかったり、手配能力が弱かったりしますので、その点には十分注意が必要です。

マレーシアロングスティ手配依頼先の日安として、次の3者のいずれかに依頼する

  1. マレーシアに支店のある大手旅行会社
  2. マレーシアがお得意でロングステイの専門性のある小さな旅行会社
  3. マレーシアのロングステイヤー受入れ・相談窓口「海外サロン」

マレーシアに支店のある大手旅行会社の場合、現地NPOや日系会社が運営する「海外サロン」も最近多くなりました。

いずれも、現地で日本人が運営している組織で、不動産業、旅行業等も手広く併営していたり、現地事情に明る・ぴったりするのが強みです。

日本の旅行会社も現地の斡旋をこれ等の組織に委託しているケースもあります。現地情報に富み、小回りが効く分、利用価値はありますが、初回から依頼するかどうかというところ。

ベテラン・ロングステイヤーのおススメは、マレーシアに行ってもオプショナルツアーなどの各種手配を依頼する事も多いので、現地支店を持っているJTBです。

最後に滞在費の支払いですが、原則、予約時点で20 ~ 40%前後のデポジット(=保証金)を請求きれるケースが多く、日本出発前に滞在費の全額支払を済ます条件の施設が殆どです。

このデポジットを外貨決済するにあたっては、日本からの現金送金手続きは未だに面倒で、手数料も高いのが実情です。原則としてクレジットカードを利用して決済すると、便利で簡単です。

搭乗する航空会社と予約希望日を決める

宿泊先が確保出来たら、次は日本からの往復の航空便の予約です。

日本人のロングステイ先として人気のあるマレーシアの主要都市には、日本の航空会社のJALかANAがほぼ就航しています。同時に、原則その国の航空会社も日本に乗り入れています。

通常は、「日本の航空会社」、「滞在国の航空会社」のいずれかを選択するのが無難。

出来ればマレーシアへの直行便が毎日運行している航空会社があれば、何かと便利で安心です。日程の立て方や非常時の変更にも、臨機に対応しやすいからです。

ロングステイ先まで行く航空会社。

出典:フライトライナー

料金的には日本の航空会社の方が少々高めです。

しかし、現地の支店を含めて日本語で相談出来たり、「マイレージポイント」もかなり獲得できるメリットもあるので、慣れないうちは日本の航空会社を選ぶ方が無難でしょう。

往復航空運賃は旅行会社で何種類か探してもらうか、航空会社のホームページでロングステイ向けの運賃を検索すると、凡その概算運賃が把握出来ます。

マレーシアへの航空券の予約の方法」には、大まかに次の3通りがあります

  • 宿泊手配と同じ旅行会社に依頼する。
    不慣れな人はこの方法が無難です。
  • 航空会社に直接依頼する。
    日本の航空会社の利用を決めている場合等に活用します。特に、インターネット経由の利用には便利です。
  • 安売り航空券専門会社に依頼する。
    これは、ある程度旅慣れた人向きで、とにかく安くあげたい場良いでしょう。このケースでは、外国第3国経由便利用とか、直行便でなくても良ければ相当安い券も入手可能です。但し、途中で予約変更が出来ないケースが多く、各種の制約を相当程芝受ける事を覚悟して利用する事です。

レンタカーはどうする?

マレーシアの滞在先の現地事情にもよりますが、大都市では公共交通機関が充実している場合が多いので、短期間の活用は別として、レンタカーの利用は不要です。

ましてや現地の道路交通事情に精通しないままの運転は、結構勇気も要ります。

リゾート地に滞在する場合には、公共交通機関が少なく、生活の足としてレンタカーは必需の場合もあります。

例えば、マレーシアのキャメロンハイランドやペナン島のリゾートでは、レンタカーが無いと通常の生活にもかなり不便。この様なケースでは、滞在する全期間、レンタカーを予約しておくのも選択肢の一つです。

ロングステイ先マレーシアでのレンタカー。

出典:Melaka Guide

個人での海外旅行の経験が浅い場合は、あらかじめ日本でレンタカーを予約して行くのが便利で安心です。

出来れば利用の旅行会社経由で予約するか、世界的なネットを持ち、安心感のある大手の「ハーツ(Hertz)」か「エイビス(Avis)」の日本予約センターで予約しましょう。

マレーシアでレンタカーを手配するときの留意点」は次の通りです

  • 日本車を指定すると高い
  • オートマチック車は少ない。特に欧州のメーカーではオートマチック車の手配は難しい
  • メーカー、車種の指定は困難なケースが多く、排気量区分が多い
  • カーナビ掲載車はあまり無い。搭載していても日本車のような「優れもの」は少ない
  • 身分証明書としてクレジットカードの提示が求められる
  • 大手では、貸し出し年齢制限(65歳以下)を設けている会社もある

マレーシアロングステイにそれなりに慣れてきたら、現地でレンタカーを手犯して、大いにエンジョイしましょう。

車があれば、行動半径も大きく広がり、リゾート地への小旅行等にも活用出来るので、マレーシアでの生活がさらに充実してきます。日本で手配するより、はるかに低価格で借りる事が出来ます。

上手なマレーシアでのレンタカー活用術」のポイントは次の点です。

  • 現地に行って交通事情等を確かねてから、現地で借りる
  • 滞在中を通して借りず、必要に応じて短期間に区切って借りる
  • 大手を避けて地元のローカル会社で現地生産車を借りる。これは安い
  • インターネットを通じて借りると、さらに格安な条件が見つかる
  • 現地会社では、年齢制限はほぼ無いと思われる

まとめ

マレーシアロングステイは、旅行会社に滞在中の過ごし方までお任せする「短期ツアー旅行」とは違い、自分好みにカスタマイズできる「長期滞在」です。

その自由度の高さを、マレーシアで存分に満喫してください。

「ロングステイ」という言葉、聞いたたことがあるけど、詳しくはあまり知らないという人は、割と多いのではないでしょうか?

この「ロングステイ」は造語で、「海外滞在型余暇」と訳されております。

まだ日本の社会に定着した言葉ではありませんが、ロングステイそのものは、退職者を中心とした富裕なシニア層に徐々に浸透しつつあります。

つまり、「海外に出掛けて、長期滞在の余暇を楽しむ」と考えれば良いでしょう。ツアー型ではなく長期滞在型がその特色です。

※この記事を読まれた方は、ぜひ下記の記事も合わせて読んでみてください。

  • このエントリーをはてなブックマークに追加
  • Pocket

SNSでもご購読できます。